酢は、昔から人間の健康増進に良いといわれています。酢の効能としては防腐殺菌作用、食欲増進作用がよく知られていますが、近年では、酢が血液の流れを良くし、成人病の予防に有効であることも明らかになってきました。もろみ酢も黒酢と並んで人気がある酢の一つです。
よく使う酢ですが、実は2種類あります。「合成酢」といわれる石油から合成した酸に水や、調味料、甘味料などを添加したモノと、「醸造酢」といわれる米、麦、果実などを熟成発酵させたものとがあります。醸造酢の方が体にいいので、健康に気を遣う人に人気があります。
健康に良い酢の種類としては、玄米や大麦を天然発酵し長時間熟成させているので天然の有効成分が豊富に含まれている黒酢、沖縄の地酒「泡盛」を作る過程で残るもろみ(酒かす)から抽出して作るもろみ酢、リンゴの果汁を発酵・熟成させて作るリンゴ酢などがあります。
酢の種類によって、成分が違うため効能も変わってきますが、たとえば酢に含まれるアミノ酸は体内での代謝促進や身体全体のバランスを整える上で大変重要な栄養素です。
その効果が顕著にあらわれているのが、中国の女性です。揚げ物などの油料理が多いのに、中国の女性に肥満体質が比較的少ないのは、料理によく用いられる酢によるアミノ酸効果なのです。